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インターネット死体蹴り

シスターミート

魚の似顔絵として立ちあがるまで秋の旅はつづく

陶器を泳ぐ魚としてまでおまえを愛したいのだが

先日から妹は体調をおかしくし

もうすっかりだめかと思われたのだが

僕の妹肉はある程度の修復を受け入れてくれて

だがそれは日増しに増大して

僕と描きかけのカンバスの置かれたスペースを圧迫した。

おまえがどこまで肥え太るのかはわからない

僕に分かるのは僕らにふさわしい季節は秋だということだけで

それさえ喉をくすぐる精神安定剤

口に含んだ白湯に取り残された

ちょっとしたマチエールにすぎないのだから。

それさえ君の肉の そのぶよぶよした愛おしい二の腕の

閨房でのうでまくらの やさしい贅肉の近親恋愛の味に比べれば

気まぐれのまやかしでしかないのだから。

魚の似顔絵は焼き捨てられ網目が焦げ付く秋刀魚が香る

秋は近い 僕らが息づく安息域としての秋に

妹肉よ 謹慎がとかれた今

おまえは僕らの子供を身ごもってくれるだろうか